税務

貸借対照表を筋肉質に!

健康な会社の貸借対照表(B/S)は、資金が潤沢で自己資本が充実した「筋肉質」な状態を示します。
この状態を達成するには、黒字経営による利益の内部留保が重要です。

会社の資金増加方法

会社の資金を増やす方法には以下の3つがあります:

➀資本金を増やす(増資)
➁金融機関等から借り入れる
➂黒字決算による利益の内部留保

中小企業にとっては、➁と➂の方法が一般的です。
しかし、借入れは返済負担があるため、➂の黒字決算による内部留保が最も確実な方法といえます。

法人税の支払いと利益

法人税の支払いを避けるために赤字経営を選択する考えは誤りです。
中小企業の法人実効税率は約30%であり、利益の70%を資金として残すことができます。
そのため、「収支トントン」よりも「利益を出して納税できる経営」を目指すべきです。

自己資本の充実

黒字決算を続けて内部留保を増やすことで、会社の資金は潤沢になります。
自己資本が充実すると:

・借入金への依存度が低下
・財務が安定
・危機への対応力が向上
・設備投資や従業員の処遇改善が可能に

理想的な自己資本比率は30%以上で、黒字企業平均は45.5%です。

「筋肉質」の会社のB/S

健康な「筋肉質」の会社のB/Sは以下の特徴を持ちます:
・流動資産(特に現金預金)が大きい
・自己資本が充実
・自己資本の範囲内で固定資産を保有
・資金繰りが安定
・不良債権、不良在庫、不要な機械設備、含み損を抱える資産がない

一方、不健康な会社のB/Sは:
・固定資産が固定負債と純資産の合計を超えている
・流動負債が流動資産を大幅に上回っている
・資金繰りが不安定
・自己資本比率が低く、借入金に依存
・不良資産を抱えている可能性が高い

自社のB/Sをチェックし、課題があれば改善することが重要です。
最終的には、自己資本が充実した「筋肉質」の会社を目指すべきです。

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